内容証明郵便の次の手を考えておく


我々専門家はまずトラブルの経過を詳しく聞き、証拠となりうる書類を見た上で、この問題をどういう方向で解決するのがよいかを考えます。話合いで解決できそうだ、あるいは話合いの方が良さそうだという場合は、内容証明郵便を出します。内容証明郵便でなく、すぐ仮差押えをして財産を押さえておく方が良いとアドバイスしてあげます。証拠がきちんとしている時は、弁護士に訴訟をすぐ提起してもらうようにアドバイスします。話合いで解決するのが良い場合でも、第三者が中に入った方が解決しやすい時は、調停を申し立てます。
内容証明を出す場合でも、もし内容証明郵便に応じてくれない時はどうするか考えておきます。駄目なら、訴訟を起こすとか、調停を起こすとか、出かけていって直接交渉するとか等をアドバイスします。
そして内容証明郵便を書く時にも、次の手を打つのに障害にならないような書き方をします。我々専門家は、次に打つ手を考えずに内容証明郵便を出すことは、まずありません。


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