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浄化槽の仕組み
合併処理浄化槽の役割
浄化槽が正常な機能を発揮するには、浄化槽の健康管理にあたる保守点検・清掃が必要です。 浄化槽の保守点検・清掃は、浄化槽管理者に義務づけられています。
どのようにして汚水がきれいになるのでしょうか
浄化槽は水中の微生物の働きを利用して汚水を浄化するものです。つまり、微生物が汚水の中の汚物を食べ、きれいな水にしてくれるのです。
微生物には、大きく分けて、空気がないと弱ってしまう好気性のものと、空気を好まない嫌気性のものがいます。
浄化槽のしくみとしては、それらの微生物が力一杯働き、きれいな水が出せるよう、それぞれが働きやすい条件を整えてやることが大切です。
●好気性微生物
●嫌気性微生物
浄化水が浄化される仕組み
1.嫌気ろ床接触ばっ気方式(合併処理)
各家庭ごとに設置できる小型の合併処理浄化槽です。
2.分離接触ばっ気方式(合併処理、単独処理)
このタイプの浄化槽の中にも、各家庭ごとに設置できる小型の合併処理浄化槽があります。
3.分離ばっ気方式(単独処理)
浄化槽には、このように合併処理と単独処理の二つの処理方式がありますが、環境保全の観点からは、単独処理浄化槽をつけることは好ましくありません。
このため、し尿以外の雑排水も処理できて、性能も高い合併処理浄化槽を設置する人が急速に増えてきています。(下図参照)
年度
全国で1年間に設置された
合併処理浄化槽
平成元年度
約4万基
平成5年度
約11.5万基
平成9年度
約14万基
中には、新しく設置される浄化槽がすべて合併処理浄化槽の市町村も次々に誕生しており、県全体でも合併処理浄化槽の新設率が長野県では99%、京都では96%、岩手県では93%に達しています。(平成9年度)
生活雑排水を未処理で流す単独処理浄化槽と川海地球を守る合併浄化槽あなたならどちらを選びますか
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